17 名前:No.06 [] 投稿日:07/02/17(土) 03:39:03 ID:EA0rFSGq
もう日にちの感覚も無くなった。今日が何月何日なのかまったくわからない。最近寒さが和らいできた
ように感じることから、季節は春なのか。
この不潔な場所に、一糸纏わぬ姿で繋がれてから、何年になるだろうか。その間に相手をさせられた男
の数は、もうわからない。十人くらいまでは数えていたが、そこから先は数えるのをやめた。頭の中が霞
がかったようになり、どうでもよくなった。
時には女の相手もさせられた。それだけはやめてと、目に涙を浮かべながら訴えた。しかし、周囲で見
物をしていた男達は、ニヤニヤ笑いながら卑猥な冗談を飛ばすばかりで、まったく聞き入れてはもらえな
かった。
夜中じゅう降り続いていた小雨が止んだ今朝、いつもと同じ時間に川島と小田がやってきた。どうせ低
俗な話でもしながら歩いてきたのか、二人とも薄ら笑いを顔にはりつけたまま近づいてきた。
川島はがさつな男で、私はいつも手荒に扱われるので、大嫌いな人間だった。小田は川島の使い走りで
たまに許可を得て私に挑みかかってくるが、弱々しい冴えない男だ。
私は激しい嫌悪感を覚えつつ、無駄に抵抗して暴力をふるわれるのも馬鹿らしいので、二人がやりやす
いように、寝床から身を起こして四つん這いになった。
川島がそばに立ち、私の全身を撫で回しながら話かけてきた。
「元気にしてたか、かわい娘ちゃん。今日はお前のために、これを持ってきてやったんだよ」
下卑た笑い声を交えながら話す、川島が指ししめすほうを見ると、小田が電動式の見慣れぬ機械をいじ
くっていた。電源を入れると、ヴィーンというくぐもった重低音があたりに鳴り響いた。
「これでやると気持ちがいいぜ、遠慮せずにおもいっきり楽しめよ」
川島が耳元で囁いた。私はおぞましい形をした機械に怖気をふるった。
「川島さん準備できましたよ」
「よーし、おとなしくしてろよ」
二人は私の乳房を丹念に揉みしだくとその機械を装着した。やがて機械の力で乳を搾られると、用意さ
れたタンクに白い牛乳が、ジャージャー音をたてながら溜まっていった。
痛みがだんだん快感に変わっていき、私の頭の中は真っ白になっていった。
「ン……モォ……モォォウ」
完