758 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2006/07/16(日) 04:22:15.32 ID:/cRhAkAE0
品評会出品 「色んな音」
クチャクチャクチャ…
不快きわまりない咀嚼音をたてながら、唇の周りを脂でテラテラと照からせ
鶏のモモ肉にかぶりついている男が目の前にいる。
ズッ、ズズー、ズー！
私の力作、まりちゃんスペシャルコーンスープを不味そうに飲みやがって…
とうとう我慢メーターの針が振り切った。
「ちょっと！汚い音たてんのやめてよ！こっちの食欲失せるでしょ！」
私は返事も聞かずに立ち上がると、流しに食器類を荒々しく叩きこんだ。
「あたし明日も仕事で早いからもう寝る！ちゃんと後片付けしといてよね！」
頭のてっぺんからシューシュー湯気を噴き上げながら、ベッドに倒れこんだ。
（くそー、無職の役立たずのくせしやがって、いつかほっぽり出してやる）
私は激しい怒りを抱えつつ、浅い眠りに落ちていった。
ピコッ、ピコッ、ピピピー
「ん…ん？うるさいわね…」
耳につく電子音で、愉快な夢を強制終了させられた。
（キーッ！絶対殺す、もっとも残忍な方法で）
殺害方法を百通りも思いついた頃、二度目の眠りに入っていった。
クチュ、クチュ…
「うん…ううん、今度は何」
音のするほうに目をやると、ピンクのパンティが膝までおろされ、あらわに
された、まりちゃん自身に、太い指を出し入れしているあいつがいた。
「いやらしい音をたてやがって…このドスケベが」
みるみるうちに体中の力が抜けていき、快感の海に身をゆだねながら考えた
（あんっ、上手…やっぱりこいつとは別れられない、マイダーリン…）
完