【 平和な世界物語 】
◆InwGZIAUcs




51 :時間外No.02 平和な世界物語 1/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 10:32:10 ID:t90ddUEu
 今日はフォレンス城の城下町で、盛大なお見送りパレードが行われています。
 人々に囲まれ拍手を盛大に浴びているのは四人の男達。各々笑顔で国民に応えています。
 一人は剣を腰に、一人は斧を背中に、一人は杖を手に、一人は手ぶらだけどその筋肉隆々体は十分凶器に値するでしょう。
 絶え間なく地鳴りのように響き渡る拍手喝采は途切れる事がありません。
 そう、今日は魔王討伐に四人の勇者が旅立つ日なのでした。


 メインストリートを一本、さらにもう一本裏へ入った少し暗めの通り。
 特に代わり映えのない石造りの家々が並ぶ中で、明らかに異質な建物が建てられています。
正面玄関の上には、箒の形をした看板が隣の家にもはみ出る勢いで飾られています。
『ルルの箒屋さん』
 箒の看板にはそう書かれていました。
 パレードは暴動が始まるほどの盛り上がりを見せ始めているのに、
『ルルの箒屋さん』の中はどこか遠い国の出来事程度に関係無いように静かです。
 しかし、その沈黙も今呆気なく破られました。
「できた……できましたあああああ!」
 大きな玄関に色々な箒が飾ってあって、ちょっとしたアトリエになっています。そしてそこでは今、
ルビーの様に美しく光を反射させる赤いお下げ髪の少女、リーナが一本の杖を器用に回しながら小躍りしていました。
 しばらくして、踊り疲れた彼女は大きく深呼吸をして息を整えるとバタバタ奥の部屋へ入っていきます。
犬が自分の主人を見つけた時よろしく、リーナは扉を勢い良く開け放ちました。しかしそこには誰もいません。
首をぶんぶん振って上下左右見渡しますが、やはり誰もいません。
「ルル師匠? どこ? 新杖できました!」
 部屋の隅々をくまなく駆け回るリーナ、彼女は再び玄関のアトリエに戻ってきました。
 すると彼女は首の襟を持ち上げられ、ぐえっと悲鳴を上げます。
 パッと見たところ八、九歳である小さなリーナの体が、見る見る持ち上げられていきます。
「リーナ? この家はとても古いから、どたばたしちゃ駄目っていつも言ってるよ?」
「うん、ルル師匠。ごめん」
 持ち上げられたリーナの真正面には、金髪の美少女、ルルの眉をひそめた顔がありました。因みにルルは
見ためリーナよりも年上で、十五、六歳といったところです。彼女はパレードを見てきた帰りでした。
 リーナはテヘっと笑って誤魔化します。

52 :時間外No.02 平和な世界物語 2/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 10:32:35 ID:t90ddUEu
「で、どんな杖ができたのかな?」
「えとね、これ!」
 リーナは手に持っていた水晶で作られた杖を上にかざすと、
ボンッという小さな爆発音と共に白い煙がアトリエを包み込んでいきます。
「コホッ、コホ……」
 思わずリーナから手を離し煙を外へ逃がすルル。
「じゃーん!」
 霧の晴れた頃、そこには二人のリーナが立っていました。
「見て見てルル師匠! ブンシンの杖!」
「……三十点ね」
「えぇーーーー!」
 鏡あわせのように左右対称腰に手を当て不満を漏らすリーナに、ルルは両手で二人を同時に小突きました。
 すると、ルルから見て右側に立っていたリーナがシャンパンの蓋を開けるような小気味の良い音をたて、
小さな風船が割れるように消えてしまいました。
「うーん……軽い衝撃で元に戻ってしまうんじゃブンシンの意味ないよ?」
 見る見る口を尖らせ涙目になっていくルルに、リーナは「でも……」と優しく語りかける。
「初めから魔法の杖を作れたルルは百点満点。ぶんしんじゃなくて、鏡写しの杖としてみたらやっぱり百点満点。
それにこれはあなたの最初の杖、大事にね?」
 山のお天気よろしく、リーナの顔はあっという間にお天気晴れ。
「うん!」
 またはしゃぎ出すリーナを見て、ルルは穏やかに微笑みます。
 それんなドタバタも、『ルルの箒屋さん』における平和な日常風景でした。
 

 街から一歩外に出れば外には知性を持ち合わせた強靱な動物、つまり魔物達が住まう森や平地が続いています。
 そんな外の世界は……至って平和でした。魔物が人間を襲うなんてことは滅多にありません。
それどころか、人の形に近い魔物は人里に住んでいたりします。
 またフォレンス城から馬車で一週間、徒歩で二十日ほどの離れた場所には魔王城が建っており、
その無駄に拾いお城には、魔王が住んでいます。でも、人間と魔物が戦争していたのは今より二代前の魔王のお話で、
年数で言えば五百年ほど前になります。そう、その時人間と魔物は共存を選びました。

53 :時間外No.02 平和な世界物語 3/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 10:33:06 ID:t90ddUEu
 それ以来、今日の平和が保たれているといわけです。
 そして先日、三代目魔王を襲名する式が行われるという通達がフォレンス城に届けられました。
旅だった四人の勇者は、その式に人間族代表として出席する為にフォレンス城を発ったのです。
 四人は魔王を倒しに来たというシチュエーションで魔王の玉座まで行き、二言三言で、お互い平和が欲しいと
確かめ合って、未来永劫変わらない平和を誓い合うといった感じで、襲名式は終わります。
 例えばこんな感じに。
「俺たちは何故憎しみ合わなければいけないんだ!」
「お前達が我々魔物を駆逐しようとしているからではないか!」
「な、俺たちは共存できるならしたいと思っている」
「む、我らも同じだが……それは人間の総意なのか?」
「そうだ! 魔物達こそ人を襲わないのか?」
「主らが襲わなければ、こちらも襲わないと誓おう」
 結構アドリブで話は進めると古文書に書いてあるそうです。
 もっと端折った話。言わば茶番のような事をして旅が終わりになるという事です。
 しかし、今回の勇者達は何やらよからぬ企みがあるそうです。
 その事に気付く人など誰もいないのでした。


 それは勇者達が出発して二十日程が過ぎたある日のこと……。所は『ルルの箒屋さん』の玄関前。
 そう、リーナが師匠と呼んでいるルルが経営する箒屋さんです。営業も終え、夜の帳が降りた頃。
「じゃあ私は先にお風呂に入るよ?」
「うんルル師匠。ごゆっくり〜」
 ルルは自分で作った杖、鏡写しの杖で作り出した自分で遊んでいました。
 ルルはクスッと微笑み、バスルームへと入っていきます。
 まずは顔から洗って、頭、体の順にゴシゴシゴシゴシ。それに合わせて鼻歌なんかも混じっています。
 たっぷりとお湯を張ったバスタブに身を沈め、ルルはご機嫌な様子。
 外からは、リーナの笑い声が……聞こえませんでした。
 なんとなく嫌な予感がルルの背筋を走ります。
 いつものバスタブの中で夢心地を味わうのがルルの一日の楽しみでしたが、
今日ばかりはそれも早々に切り上げて、ろくに体も拭かず玄関に顔を出します。

54 :時間外No.02 平和な世界物語 4/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 10:33:28 ID:t90ddUEu
 そこには、 
“ルル殿の妹は預からせて頂きました……恐縮ですが、魔王城まで迎えに来て下さい”
 と書かれた手紙とリーナ作、鏡写しの杖が落ちていました。
 お風呂に入る前、ここで遊んでいたリーナは確かに見あたりません。
 それにしても……とルルは呟きました。
「妹じゃないんだけどな……」
 そうです、妹なんかではなく、リーナは拾い子でした。ルルは母親と言った方が近いのかもしれません。
 そんなルルはバスタオルを片手で支え、前を隠しつつ壁に掛けてあった杖に手を掛けます。
 すると、杖から目が開けていられない程の光が迸り、ルルの姿はあっという間に変わってしまいました。
 いつの間にか乾いた金色の髪に、宝石の装飾がされた三角帽子。その帽子に合わせた紺色のローブ。
長いスカートの裾にも所々宝石の装飾がしてあります。
 一般的な魔法使いのスタイルでした。
 ルルはもう凄い勢いでお店を飛び出します。
 箒に腰をかけると、一瞬で空の彼方、夜のお星様に紛れてしまいました。


 天空に輝く星とお月様の間を縫うように、流星よろしく空を飛ぶ箒。ルルの箒です。
 馬車で一週間、徒歩で二十日の距離を一時間で埋めてしまいました。
 見えてくるのは無駄に大きな魔王城。
(リーナが無事でなかったら……)
 ルルは今物騒な事を考えています。ついでに行動にも出てしまいました。
 魔王城のテラスに一撃、彼女は魔法の矢を放ったのです。
 光の奔流はテラスを吹き飛ばしまし、ぽっかり穴を空けました。ルルは怒っています。 
 その破壊とは無関係なまでに無傷の玉座には、野性的な顔立ちをした青年が座っていました。
「ははは! 早いな!」
 よく見ると耳の上からは角が生えており、彼が人間では無いことが分ります。
「俺は四代目の魔王だ。よろしくな」
「それよりリーナはどこ?」
 箒に腰を掛けたまま、空中でララは問いました。
「いや、なんつーかな……その……」

55 :時間外No.02 平和な世界物語 5/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 10:33:56 ID:t90ddUEu
 青年改め、口ごもる魔王にルルは厳しい眼差しを向けます。
「お前が来るの早すぎるんだよ! まだここについてないんだよお前のお連れさんは!」
「へ?」
 ルルの眼が点になり、魔王が呆れたように溜息をつきました。
 
 
 リーナがやってきたのはそれから三十分後の事でした。
 やってきたのは大きなカラス。リーナを背に乗せ、壊された壁から優雅に舞い降りました。
「リーナ!」
「あれ? ルル師匠? なんでここにいるの?」
 慌てて駆け寄るルルにリーナは小首を傾げます。
「怪我はないかな? 変な事されなかったかな?」
「うん! 楽しかったよお空の散歩。カラスさん、ありがとう」
 無邪気に笑うリーナにルルは胸をなで下ろしました。すると、冷えたルルの頭に一番の疑問が浮かびます。
「なんで……こんなことを?」
 ルルは魔王に尋ねました。
「お前にどうしても来て欲しかったんだよ」
 ルルは眉をひそめます。
「お前は二代目の魔王と契約したんだろ? 人間魔物の両族、世界の平和を誓うって……。
なあ? それ以来時間を止められた『初めの勇者』さん」
 青年改め魔王は、ルルを『初めの勇者』と呼びました。リーナは不思議そうな顔をして、
ルルの冷めた表情をのぞき込んでいます。
 ルルは契約の時以来、二代目魔王の魔法で体の成長を止め、この世界の平和を見守ってきたのでした。
「確かに私は、二代目の魔王と平和を誓ったよ……」
「じゃあな……俺を……俺を助けてくれ!」
 低温火傷をしそうなルルの眼差しが、初めてここで緩みました。鳩が豆鉄砲を喰らったようとも言います。
「え?」
「だから、その平和の誓い約束に乗っ取って、俺を守ってくれよ!」
 ぽかんと口を空けるルルに、何が何だか解らないリーナはでした。

56 :時間外No.02 平和な世界物語 6/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 10:34:21 ID:t90ddUEu

 魔王はどうやら本当に困っているようでした。何でも、フォレンス城を発った人間四人の勇者は、
各地で魔物を倒しながら魔王城に進行しているようで、妙に経験を積んでいると言います。
「きっとやつらはもうすぐそこまで来ているよ。さっき偵察コウモリ君が教えてくれた」
「つまり、人間と魔物で争いが起きないよう、人間の暴走は人間で始末して欲しいということかな?」
 小首を傾げるルル。
「そういうこと! 契約の時の古文書によれば、あんためちゃめちゃ強いんだろ?」
「めちゃめちゃかどうかは分らないけど、二代目と一緒くらいですよ?」
 ニッコリと微笑む笑顔にも、魔王はどこか凄みを感じました。
「二代目って……平和ボケした俺らから見れば、魔王の中の魔王だよ。とっくに引退して魔界に
帰っちまったけどな。まあしかしな、ここにあんたがいる。契約は生きている。……頼んだぜ?」
 確かに魔王の言う通り、二代目魔王と交わした約束は守らなければいけません。ルルはその要求を聞き入れました。
「分りました。じゃあその人たちを力ずくでも説得すればいいんですね?」
「おう!」
 と、その時です。鎧を被り槍を持った二足歩行をする鳥人が慌ただしく玉座の間、
つまりルル達の居る部屋へと入ってきました。
「報告します! 勇者達がこの城に潜入しはじめました。ご指示を!」
「ああ、みんな避けれ避けれ。んでそこはかとなくバリケード作って、ここにおびき寄せろ」
「は!」
 溜息を大きくついた魔王はルルに再度確認し、自分はルルの後ろに立ちました。
 リーナはルルの指示で、さらにその後ろの巨大な柱の裏に隠れました。
 そして、ついに勇者達がやってきました。


「こんばんわー」
「ちょいーす」
「お命頂戴!」
「ぶち殺す!」
 順に剣の男、斧の男、杖の男、筋肉の男。
 彼らは、殺気をみなぎらせ、王座の部屋の扉をぶち破りました。

57 :時間外No.02 平和な世界物語 7/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 10:34:47 ID:t90ddUEu
「あれ?」
「この可愛い女の子が魔王ちゃん?」
「誰でも良いから燃やしてやるぜ」
「ぶち殺す!」
 一通り喚き散らした四人に、今度はルルが睨みを効かしました。
「あの、あなた達はどうして魔王を倒そうとするのですか? 今の穏やかな平和が壊れてしまうんですよ?」
 四人はお互い顔を見合わせて、ゲラゲラと笑いました。
「世界を手にして、平和に俺らが操ってやるよ」
「そんで君は俺の嫁さんになってくれ」
「きっと今より楽しい、刺激的な世界だぜ」
「ふん!」
 全くお話しになりません。
(これはお灸を据える必要がありそうですね)
 ルルは一人胸中で呟くと杖を構えます。
 すると勇者の一人、リーダー格と思われる剣を下げた男がニヤッと笑い、呟きます。

「なあ、そうだろ? 魔王さん?」

 その瞬間、言葉が合図であったかのように一閃の光の筋がルルの背中から胸へと貫きました。
 消えていく閃光の後を追って、ルルの朱い血が飛沫をあげます。
 後ろには、不敵に笑う魔王が立っていました。
「脆いな……所詮人間か」
 剣の勇者が鼻で嗤います。
「は、魔物の中で最強のあんたに不意をつかれたら、誰だって敵わないだろうよ」
 なんという事でしょう。勇者四人と魔王は初めから組んでいたのでした。
「これで平和の契約がどうのとか抜かす女も消えた……これでいくらでも暴れれるぜ」
 魔王の言葉に、四人達は心底楽しそうに声をあげ、魔王も少年の様に無邪気に笑います。
 その時リーナにとって、そんな彼らの会話は雑音でしかなく、一体今何が起こっているのか解りませんでした。
「ルル師匠?」
 一歩一歩、真っ赤に染まってしまったルルに近づいていきます。

58 :時間外No.02 平和な世界物語 8/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 17:16:07 ID:tAphvlMC
「ルル師匠……ルル師匠! うっ……あ、あああああぁぁぁ!」
 泣き叫ぶリーナに、筋肉隆々の男が眉をピクリと動かしました。
「うるせえ餓鬼だな」
 それだけ言うと、泣き叫ぶリーナの前に立ちはだかります。
 誰も何も言いません。
 男が拳を振り上げます。

「よく見ておくといいよ? リーナ!」

 振り上げた拳が振り下ろされることはなく、男はそのまま何かに引っ張られるように凄い勢いで壁に
ぶつかっていきました。ルルが魔法で男を吹き飛ばしたのです。
 そうです、無駄に高い天井の近くに、ルルが箒に腰を掛け、そこにいる全員を見下ろしていました。
「な、お前なんで生きているんだ!」
 魔王をはじめ、勇者達のの疑問と焦りを交えた罵倒が部屋に響きます。
「ルル師匠?」
 混乱するリーナは、交互に朱く染まったルルと、足下で赤くなっているルルを見つめます。
 すると、リーナは違和感に気付きました。足下のリーナから煙が出始めているのです。
 そして魔王達がそのことに気付いた時には、部屋全体が煙幕のようなもので覆われていました。
「くそ! 何なんだ一体! 風よ!」
 魔王が風の魔法を唱えます。すると場に暴風が現れ、小綺麗だった玉座の間はボロボロになってしまいました。
 風が煙を吹き飛ばした頃、ルルとニーナは箒の上に乗っていました。
「見た? 殺されても死体がしばらく残る……あれがブンシンだよ? ごめんね、ちょっと刺激が強すぎちゃったけど」
「ルル師匠〜」
 涙と鼻水をまじえて、リーナはルルに抱きついています。ルルもそれに応え頭を優しく撫でて上げます。
 呆然と下に残された魔王と四人の勇者達は彼女達を見つめます。
 彼らは何もできませんでした。
 何もしたくないほど今のルルからは怒気を孕んだ強力な魔力が漏れていたのです。
「さて、魔王? そこの勇者さん達? 何故、何故この地が五百年も平和であり続けるか……知りたいかな?」
 同時に首を横に振った五人の意見は、完全に無視されました。
「頭を冷やしなさい」

59 :時間外No.02 平和な世界物語 9/9 ◇InwGZIAUcs:07/07/16 17:16:32 ID:tAphvlMC
 大きい魔法の矢を構えたルル。その弓矢の大きさは、悠に彼女の三倍はありそうです。
「熱いかもしれないけど」
 眩い閃光が迸り、城を揺るがす地響きが夜の空に目一杯広がりました……。


 それからが大変でした。半壊したお城に正座させられた黒こげ五人は、ルルに半日掛けて説教されると、
随分しおらしくなり大いに反省したようです。リーナにも怒られていました。
「暴れたいのなら、闘技場でもつくればいいじゃないですか? 私でよければ遊んで上げますし……」
「「はい……」」
「もうルル師匠虐めたら駄目だよ!」
「「はい……」」
 こんな感じです。
 説教が終わった頃、いつの間にかルルは「姐さんと呼ばせて下さい!」とか「俺の嫁になれ」とか、
言いたい放題好意をぶつけられていました。結果としては良かったのかもしれません。
 世界は今日も平和な一日を刻むのでしょう。
 
 終わり



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